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LDRA tool suite

 

各種オプション

 

TBmisra MISRA等コーディング規約のチェック

TBmisra は静的解析機能のオプションで、MISRA C/C++ ガイドラインに準拠するためのソースコードチェックを自動化します。TBmisraはMISRAに加えて、様々なコーディング規約をサポートしています。
 

  • AUTOSAR C++ 17, 18, 19、DERA、HIC++, HIC++v4、JSF++ AV、MISRA-AC、MISRA C 1998, 2004, 2012, 2023、MISRA C++ 2008、IPA/SEC ESCRIPA/SEC ESCR C++ Ver. 2.0

 
  MISRA のルール(大まかな)をより詳細で簡潔な定義に分類するので非常に役立ちました

 

TBsecure CERT、CWE等セキュアコーディング

TBsecureは静的解析機能のオプションで、SEIのCERT C/C++ 等のセキュリティガイドラインに準拠するためのソースコードチェックを自動化します。TBsecure には、セキュリティに重点を置いたいくつかのコーディング規約が含まれています。 
 

  • CERT-C 2008、2014、2016、CERT-C++ 2014、2016、CERT-J、CWESEC-Cv1、SEC-Cv2、SEC-Cv3、SEC-C++v2 
 

TBhis HISソースコードメトリック

TBhisは静的解析機能のオプションで、HIS ソースコードメトリックに準拠するためのチェックを自動化します。HIS(Hersteller Initiative Software)は、Audi AG、BMW AG、Daimler AG、Porsche AG、およびVolkswagen AG から構成される委員会です。HIS の言語サブセットはMISRAに取って代わられましたが、今日でも一般的に使用されています。

 

TBexclude MISRA等への逸脱処理を支援

TBexcludeは静的解析機能のオプションで、プログラミングルールの違反への注釈付けや除外をMISRAの逸脱処理に互換して支援します。システム、ファイル、関数、名前スコープなどの指定が可能であり、1クリックでグループ単位での除外も行えます。
 

TBsafe MC/DC、インフォメーションフロー解析

TBsafeはLDRAツールスイートのオプションで、機能安全規格の最高レベルの保証に準拠するために必要となるMC/DCカバレッジ解析やインフォメーションフロー解析機能が追加されます。
 

 

 
 
MC/DCテストケースプランナーに結果を反映

DDFC 動的データフローカバレッジ

DDFC(Dynamic Data Flow Coverage)はLDRAツールスイートのオプションで、動的データフローカバレッジ解析機能が追加されます。実行中のソフトウェアの制御フローを分析し、実行時にどの変数が使用されたかをレポートします。DDFC は、機能安全規格で求められる完全なデータと制御結合を含むソフトウェア構造のカバレッジに対応しています。

TBextreme テストベクタの自動生成

TBextremeはLDRAツールスイートのTBrun単体テストツールのオプションで、テストベクタ(入力値と期待値)を自動生成します。主に以下の用途に活用されます。
 

  • 迅速かつ効率的に構造化カバレッジを最大化
  • リファクタリング時に変更前後で挙動が変わっていないことを確認
  • 堅牢性テスト
  • テストケースのテンプレートとして使用

TBwcet 最悪実行時間(WCET)測定

TBwcetはTBrun 単体テストツールのオプションで、最悪実行時間 (WCET) の測定を自動化します。これによりTBrun は指定されたテストを繰り返し実行して、実行時間の変動をグラフィカルに表示します。ユーザーは好みのハードウェアストレスユーティリティ (stress-ng [18] など) を選択して、ターゲットプロセッサ上のさまざまな共有リソースに、さまざまな程度の負荷をかけることができます。これはマルチコア プロセッサ (MCP) が搭載されるシステムの、適切なリソースと干渉の緩和の証拠を提供する唯一の方法です。

TBobjectbox オブジェクトコードカバレッジ

TBobjectbox はLDRA ツール スイートのオプションで、ソースコードからオブジェクトコードへのトレーサビリティおよびオブジェクトコードカバレッジ分析を含む、完全なオブジェクトコード検証 (OCV)ソリューションを提供します。OCV は、 「コンパイラ、リンカ、またはその他の手段がソースコードを直接追跡できない追加コードを生成する」場合に、オブジェクトコードの有効性を証明するために利用できる最も自動化された完全なメカニズムを提供します。このような保証は、DO-178/Cの(DAL) A または ECSS-E-ST-40C ソフトウェア重要度カテゴリ A に準拠するシステムにとって不可欠です。 
 
"LDRAの out of boxなソリューションを LMCO と JSFプロジェクトのサブコントラクターが活用できるようになった" - Mike Cottrill, シニアエンベッデッドソフトウエアエンジニア、 JSF SW Collaborative Environments, ロッキードマーチン

 
 

以下の動画では、単体テストツールで、ソースコードレベルで実行されたのと同じテストを、オブジェクトコードレベルにも適用する、現実的なソリューションを紹介しています。
 

TLP あらゆるターゲットをサポート

TLP(Target Licence Package)はLDRA ツール スイートのオプションです。航空業界のDO-178B/Cスタンダードで採用される、独自のインスツルメンテーション手法で、あらゆるコンパイラ、デバッガ、ターゲット実行環境をサポートします。サポート実績は、こちらのページ を参考ください。
 
 HighTec社コンパイラとロータバッハ社デバッガの統合例

 

TQSP ツール認定サポートパック

LDRA社ツールスイートは、ISO 26262やIEC 61508などでTÜVのツール事前認定を取得済みですが、TQSP (Tool Qualification Support Pack) LinkIcon オプションは、DO-178などで求められるプロジェクト固有のツール認定の時間と労力を大幅に削減します。コーディング規約チェック、構造カバレッジ解析、データと制御の結合、単体テスト機能向けに提供されます。
このTQSPは 80 の異なる組織の 250 以上の DO-178 認証に活用され、その中には 85 を超える DAL A 認証が含まれています。

要件トレーサビリティ管理 TBmanager®

国際スタンダード認証には、開発ライフサイクル全体にわたる計画的な作業と、それを証明する文書や成果物が求められます。その中でもコードレベルの検証は項目も多く、工数全体の50~80%を占めると言われています。そのような中、要件トレーサビリティの管理は一層複雑になり、開発者の大きな負担となっています。TBmanagerはLDRAの各種機能とのシームレスな統合により、検証結果のトレーサビリティ管理作業の効率を飛躍的に改善します。また国際スタンダードで要求されるオブジェクティブ(達成すべき課題)に成果物を関連付けて、計画的な作業を管理する標準的な環境も提供します。

 
 
objectives.jpg 各種スタンダードごとに用意される Objectives file_objectives.jpg Objectives に各種ドキュメントをマップ user.jpg 担当者を要件に割り当て mapsourcefiles.jpg 要件にソースファイルをマップ vg.jpg 検証グループとタスク verify.jpg LDRA テストツールを直接起動・実行 objectives_codereview.jpg 検証結果と Objectives

各種スタンダードのオブジェクティブをテンプレートで割り当て

TBmanagerには、IEC 61508, IEC 62304, ISO 26262, EN 50128, DO-178 などスタンダードごとの課題(objectives)のテンプレートが用意されており、この各課題に対して要件やテスト成果物、プロジェクトのドキュメントをドラッグ/ドロップで設定して、進捗を監視・管理することができます。

要件とテストのトレーサビリティプロセスを管理

TBmanagerを経由してLDRAツールスイートのテストを実行することで、検証の成果物(コードレビュー、クオリティレビュー、単体テスト、コードカバレッジ)は、実行された環境や担当者の下、要件や課題(objectives)にリンク(紐付け)され、認証機関へ提出可能なエビデンスが生成されます。

プロジェクトを通じて各種ドキュメントを参照

TBmanagerは外部ドキュメントやファイルのリポジトリを保持して、検証結果やトレーサビリティの列挙、管理を支援します。すべての外部ドキュメントは各スタンダードの課題(objectives)、要件、テストとリンクされ、TBmanagerプロジェクト全体で、テストまたは課題履行の証拠として担当者に活用されます。

ドキュメントのプレースホルダ―として

情報共有を支援するために、TBmanagerでは望まれる結果とプロセスの成果物を定義するドキュメントのプレースホルダを作成することができます。プロジェクトマネージャによって定義され、サブプロジェクトやユーザーのワークスペースの詳細情報と共に表示されてチームメンバーとの連携を強化します。ユーザーは所望の結果や成果物を割り当てて、他のユーザーやプロジェクトマネージャに共有することができます。

TBvision を介してテスト結果の解析作業を支援

TBvisionの強力なレポート機能を使用して、TBmanager上でコードレビュー、コード•カバレッジ、コードメトリックス等を直接表示することができます。テストの結果はシステムの全体表示に加えて、特定のテスト対象にフィルタリングして可視化することもできます。

TBmanager Interface Package (TIP)

TIP は、TBmanager と各種要件管理ツールとの統合を提供します。対応済みリストにない場合は、お問い合わせください。

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