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pure::variants Release 6

Release 6 の注目点 をまとめました。Web Client、追加されたツール統合、改善や修正の情報を紹介しています。
 
pure::variants 6をインストールまたはアップグレードする前に、pure::variantsインストールガイド を参照してください。この資料ではpure::variants のシステム構成と要件、pure::variantsクライアントとライセンスサーバーの新規インストールの手順等を示します。セットアップの詳細や、モデルサーバーや他のコンポーネントのインストール手順などについては、pure::variants technical documentation に公開されるSetup Guide Enterprise Edition やWeb Components Manual 等を確認ください。
 
既存ライセンスを使用されるユーザーのアップグレードについては、Release 6 アップグレードガイド も参照してください。
 
pure::variants のツール統合に必要な要件は、 pure::variants Connector Requirements  を参考ください。

 

Release 6 のハイライト

 

  • 新しく強化されたWeb Client
  • 読み取り専用のWeb Clientはライセンスフリー
  • PTC Codebeamer のコネクタ
  • Siemens Polarion のコネクタ
  • Docker で簡単にデプロイ 
 

Web Client

 
pure::variantsデスクトップ版をインストールすることなく、Webアクセスして使用できる機能が強化されました。フィーチャやバリアントのモデリング、マトリックスビューを使用したバリアントモデル間の類似性の分析等、殆どの機能がサポートされます。バリアント変換は、一部のWebベースをサポートするツールに限られますが、それ以外は従来通りデスクトップ版で対応します。またWeb Clientをリードオンリーで使う場合は、ライセンスフリーです。
 

 
 

Server-Side Deployment

 
pure::variants サーバーとサービスは、オンプレミスまたはクラウドにデプロイできます。コンテナ化されたデプロイメントテンプレートを介した簡単なメカニズムにより、生産環境のセットアップが加速されます。Docker を使用して製品をデプロイすることで、インストールの労力を大幅に削減できます。さらに、モジュラーデプロイメントアーキテクチャにより簡単に更新できるため、脆弱性による新機能や修正の迅速な更新が可能になり、より安全で生産的な環境が実現します。構成可能なアーキテクチャを使用して、必要なサーバーとサービスを構成し、一度に全員にデプロイします。
 

 

運用形態のイメージ

 
・評価段階ではスタンドアローンライセンスでデスクトップClientを使用することで、サーバーの設置が不要です。
・複数のメンバーによる作業には、ライセンスサーバーを設置してフローティングライセンスを導入いただけます。
・本格的に実製品開発に活用するには、モデルデータをデータベースに保存するモデルサーバーの設置がお勧めです。
・またライセンスサーバーとモデルサーバーを設置することで、Web Client機能が利用できます。
 
 

 
 このメジャーリリースには、多くの新機能、改善、バグ修正が含まれています。
 保守契約を結んでいるお客様は、アップグレードできます。 

pure::variants Release 5

 
Release 5.0 Overview に、概要をまとめました。「p::v Web Components」、「新しいバリアント構成ウィザード」、「追加されたツール統合」、「より簡単なモデリング」など、盛りだくさんの情報を紹介しています。
 
pure::variants 5.0をインストールまたはアップグレードする前に、pure::variantsインストールガイド を参照してください。
この資料ではpure::variants のシステム構成と要件、pure::variantsクライアントとライセンスサーバーの新規インストールの手順等を示します。セットアップの詳細や、モデルサーバーや他のコンポーネントのインストール手順などについては、pure::variants technical documentation に公開されるSetup Guide Enterprise Edition やWeb Components Manual 等を確認ください。
 
既存ライセンスを使用されるユーザーのアップグレードについては、Release 5.0 Upgrade Guide も参照してください。
 
pure::variants のツール統合に必要な要件は、 pure::variants Connector Requirements  を参考ください。
 

このメジャーリリースには、多くの新機能、改善、バグ修正が含まれています。保守契約を結んでいるお客様は、アップグレードできます。 

What's new in pure::variants 5.0? 新しく搭載された機能を動画で紹介

 
Overview 15分
pure::variants 5.0の見どころを紹介します。これには、pure::variantsモデルへのブラウザーベースのアクセス、複数のステップでバリアントを導出するための部分構成、新しいpure::variants OSLC機能、および新しく改善された統合が含まれます。
 
pure::variants Web Components 22分
新しいpure::variants Web Componentsを使用して、ブラウザーを介して利害関係者がpure::variantsモデルを利用できるようにする方法を学びます。フィーチャーモデルとバリアントモデルにアクセスできる新しいWebベースのモデルビューアと、ブラウザーを介してガイド付きのバリアント構成を提供するWebベースのバリアント構成ウィザードについて説明します。 
 
Partial Configuration 23分
複数のステップでバリアント固有のアセットを派生させることができる、pure::variants 5.0の新しいPartial Configurationについて紹介します。フルプロジェクトラインからサブプロダクトラインをセットアップして実行する方法を学びます。
 
Nested Global Configurations & OSLC 16分
pure::variants 5.0のOSLC機能と、IBM Engineering Lifecycle Management (ELM)プラットフォームで知られるグローバル構成管理(Global Configuration Management)の強化されたサポートについて。 OSLCサポートを備えたサードパーティツール内からpure::variantsモデル情報にアクセスできるUIサポートの詳細と、エンジニアリングアセットからフィーチャへのOSLCリンクの追跡方法を説明します。StreamsをGlobal Configurationに提供するpure::variantsモデルサーバーの新機能と、ネストされたGlobal Configurationに対するpure::variantのサポートについても紹介します。  
 
ECAD Integration for ZUKEN 22分
ZUKEN CR-8000への統合の詳細について。pure::variantsのフィーチャーモデリングを介して、他のツール統合と同様に、ボードデザインのバリエーションポイントを制御する方法をデモを介して紹介します。
 
Global Configuration-Aware Projects 17分
バージョン管理システムとツールの境界を越えて、pure::variantsのモデルを含むエンジニアリング資産をベースライン化するグローバル構成。新しく強化された、pure::variantsプロジェクトのグローバル構成認識と、pure::variantsとグローバル構成間の相互作用をより快適にするグローバル構成変換について紹介します。
 
What's new in pure::variants 5.0.6 17分
拡張されたWebUI機能や、バリアントテーブルの可変性のサポートなど、pure::variants5.0.6のハイライトの概要を紹介します。

 今後のイベント

 
Webcast

pure::variants ver 4

各種ツール連携や、バリアントとプロダクトラインの進化支援機能等を強化しました。

 

動画:バリアント固有の変更とプロダクトラインの更新のマージが容易になりました

pure::variants ver 3

バリアント、バライアビリティを管理し、体系的な再利用を支援する pure::variants は強化され、ソフトウエア・プロダクトライン・ライフサイクルを一貫してサポートします。

 
“pure::variants 3.0 のリリースにあわせて、MKS社との技術協力を発表し、MKS Source, MKS Integrity and MKS Requirements との統合や、JIRA Bug and Issue Tracker, FreeMind MindMapper との統合を提供しています。 また年内には、Telelogic Rhapsody, Artisan Studio, Sparx Systems Enterprise Architect などのモデルベース開発ツールとの統合も追加いたします”   
プレスリリース LinkIcon
 
SEI(The Carnegie Mellon Software Engineering Institute)は、SPLE(software product line engineering)を、“特定マーケットや業務・使命で固有の要件を満たす共通の管理された機能を共有する一連のソフトウエア集約システムであり、共通のコア資産を用いて所定の方法で開発される”と定義しています。例えば携帯電話は、電話機能、カメラ、テキスト管理、電話帳管理、インターフェイス、ミュージック機能、OSなどのコア資産を持ち、新機種はこれらの多くを盛り込んで、新しい機能を取りこむでしょう。
SPLE とリンクされるALM (application lifecycle management) は、アプリケーション開発の最初の要件定義から、開発設計、テスト、実使用にまで全フェーズに対する体系的なアプローチです。かねてからALM 、SPLE に関わる課題は認識され、開発組織は内製ツールや独自プロセスでもって対処を試みていましたが、近年ようやくALM 、SPLEの運営を支援するツールが提供可能となりました。
pure::variants によるバリアント管理はSPLE 、ALMの両方で、異なるエレメントを管理してSPLEライフサイクルを構築し、最初の仕様や実装から統合させて、どの製品ファミリーメンバー(バリアント)が、どのバージョンの資産を用いているかの追跡・確認が容易になります。
 

特筆すべきpure::variants 3.0 の新機能

 
pure::variants 3.0 の100以上の新機能の多くは、自動化促進とユーザインターフェイス向上のために追加され、多様なバリアントを伴ったプロダクトラインを構築し管理することが容易になりました。
 

階層的なバリアントの構成

 

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 階層的なバリアント構成が可能になり、複数のエレメントからなる特定のバリアントをコア資産として管理できるようになりました。これにより事前に構成されたバリアント群から、複雑なプロダクトラインの階層を構成することができます。そしてコア資産は、同一の構造化可能なシステムの複数のインスタンスを含む製品の生成に用いることができます。これらにより各々のプロダクトラインを一から創造することに比較して、複数の製品を構成し、管理維持することに掛かる工数を削減できるようになります。バリアントを個々に分解し、独立した構成可能な基本ブロックとすることで、複数のプロダクトライン間の柔軟な標準デザインエレメントとしての再利用が容易になります。

 

マルチプル変換とAntへのインターフェイス

 

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 バリアント定義モデル(VDM)の変換に、複数の名前を設定できるようになりました。これにより、バリアントの定義から異なるアウトプットを得ることができます。例えば“Report”という名前でレポート、“Build”で製品ソースコード、“Tests“ でテストやテストプランの生成を行えます。この変換作業はカスタマイズし、Antのようなスクリプトに組込むことで、強力な自動化を容易に実現することができます。各変換作業はそれぞれに関わる内容にのみ実行され、多くのバリアントの生成をより快適に行えます。そして、既存のワークフローへ統合し自動化を更に支援します。

 

国際化への対応とインターフェイスの強化改善

 

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 pure::variants 3.0 で、フィーチャーの名前、記載に異なる言語を保存できるようにしました。担当者ごとに自分の言語を選択できるようになります。その為、国際的な協調作業、意思伝達がとても容易になりました。また新しいHTMLオプションにより、豊かな形式でよく構成された理解しやすいドキュメント、レポートを生成します。以上に加え、モデルへのアトリビュート設定、バリアント生成の為の追加ルール、へのインターフェイスなどが強化されました。